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移動図書館
めちゃめちゃ久しぶりです。
もともと隔週なのですが、1回は私の都合が付かず、1回は雨天中止で、2回飛ばしてしまったので6週間ぶり。
最近、なつかしの少女マンガを拾い読みするのが楽しみです。
何を、と狙って行くのではなく、そのときに置いてあるもので、できれば何巻か続けて読めるもの。これまで「のだめカンタービレ」「動物のお医者さん」「あたしンち」など。
昨日借りたのは一条ゆかり「有閑倶楽部」18・19巻。
いやぁ、豪快でハチャメチャでくだらなくてチョット危ない感じで、楽しいですね。
マンガはこうでなきゃ。
そしてなんと、美内すずえ「ガラスの仮面」46・47・48巻。30年ほど前に(TAMに借りて)読んでいた当時は続きが待ち遠しくてならなかったものですが、今となっては、絵柄の昭和感も込みでほぼコワイもの見たさです。
ええとそれでこの話、もう完結したんですっけ?とググってみたら、2012年に49巻が出て、50巻は出るような出ないような情報ばかりで、…まだ出てないんですか?
しかし、マヤちゃんも亜弓さんも真澄サマも桜小路くんも、相変わらず色々大変ねぇ。
…えっ?
はいそうですね、一夜明ければマンガ5冊読破しているダメ主婦の鑑です。
小説も数冊借りているので、まぁそれは追い追い。2週間以内に。
もともと隔週なのですが、1回は私の都合が付かず、1回は雨天中止で、2回飛ばしてしまったので6週間ぶり。
最近、なつかしの少女マンガを拾い読みするのが楽しみです。
何を、と狙って行くのではなく、そのときに置いてあるもので、できれば何巻か続けて読めるもの。これまで「のだめカンタービレ」「動物のお医者さん」「あたしンち」など。
昨日借りたのは一条ゆかり「有閑倶楽部」18・19巻。
いやぁ、豪快でハチャメチャでくだらなくてチョット危ない感じで、楽しいですね。
マンガはこうでなきゃ。
そしてなんと、美内すずえ「ガラスの仮面」46・47・48巻。30年ほど前に(TAMに借りて)読んでいた当時は続きが待ち遠しくてならなかったものですが、今となっては、絵柄の昭和感も込みでほぼコワイもの見たさです。
ええとそれでこの話、もう完結したんですっけ?とググってみたら、2012年に49巻が出て、50巻は出るような出ないような情報ばかりで、…まだ出てないんですか?
しかし、マヤちゃんも亜弓さんも真澄サマも桜小路くんも、相変わらず色々大変ねぇ。
…えっ?
はいそうですね、一夜明ければマンガ5冊読破しているダメ主婦の鑑です。
小説も数冊借りているので、まぁそれは追い追い。2週間以内に。
2017年06月24日 Posted by mastersin at 01:02 │Comments(0)
引き返すべきだったのでしょうが
「鯨分限」という小説を思い出しました。
伊藤潤著、光文社。
現在の和歌山県太地町で、捕鯨が人々の生業であった頃の話。太地町といえば今もイルカ漁で耳にすることがある地名です。
いかにも豪快で勇壮なクジラ漁の物語かと思いきや、実在の人物だと言う漁師の棟梁の、苦悩また苦悩の物語でした。
もう図書館に返してしまったので記憶が曖昧ですが、不漁続きの太地の沖に、久しぶりの鯨が現れます。
出漁の判断は湾を望む山腹の見張り所と連携するのだそうで、獲物との距離、天候急変の兆しなどを見張り所で見極めて「○」または「×」の旗を揚げ、船団はその指示に従う。
その日、見張り所から沖の荒れ具合を見た棟梁は「×」の旗を揚げさせました。
ところが、これを仕留めれば村の暮らしはどんなにか…と諦めきれなかったものか、老船頭率いる船団は引き返さず、嵐の海で遭難してしまった。
各方面に捜索への協力依頼、火の車の財政難のなかその費用の工面に奔走する傍ら、棟梁は家族を失った村の者たちから、それはそれは責め立てられます。
なぜ行かせた、危険を承知で欲をかいて「○」の旗を揚げたんだろう。
しかし棟梁は真相を知る者には固く口止めをし、自らも決して語らない。
船団が「×」の旗に従わなかったことを話してしまえば、責任者だった老船頭の家族はどうなる、と。
人々の上に立つとはなんとしんどいことか。
棟梁は信念を貫いたのですが、しかしこの苦悩はあまりに深すぎる。
どうしたって帰ってこない人は帰ってこないし、悔やんでも悔やみきれない。
伊藤潤著、光文社。
現在の和歌山県太地町で、捕鯨が人々の生業であった頃の話。太地町といえば今もイルカ漁で耳にすることがある地名です。
いかにも豪快で勇壮なクジラ漁の物語かと思いきや、実在の人物だと言う漁師の棟梁の、苦悩また苦悩の物語でした。
もう図書館に返してしまったので記憶が曖昧ですが、不漁続きの太地の沖に、久しぶりの鯨が現れます。
出漁の判断は湾を望む山腹の見張り所と連携するのだそうで、獲物との距離、天候急変の兆しなどを見張り所で見極めて「○」または「×」の旗を揚げ、船団はその指示に従う。
その日、見張り所から沖の荒れ具合を見た棟梁は「×」の旗を揚げさせました。
ところが、これを仕留めれば村の暮らしはどんなにか…と諦めきれなかったものか、老船頭率いる船団は引き返さず、嵐の海で遭難してしまった。
各方面に捜索への協力依頼、火の車の財政難のなかその費用の工面に奔走する傍ら、棟梁は家族を失った村の者たちから、それはそれは責め立てられます。
なぜ行かせた、危険を承知で欲をかいて「○」の旗を揚げたんだろう。
しかし棟梁は真相を知る者には固く口止めをし、自らも決して語らない。
船団が「×」の旗に従わなかったことを話してしまえば、責任者だった老船頭の家族はどうなる、と。
人々の上に立つとはなんとしんどいことか。
棟梁は信念を貫いたのですが、しかしこの苦悩はあまりに深すぎる。
どうしたって帰ってこない人は帰ってこないし、悔やんでも悔やみきれない。